2010.11.27

足羽山・晩秋

明け方まで降った雨が上がって光が射し始めた朝、足羽山に出かけました。しばらく見ない間に
山はもう、落葉を急いでいました。名残の鮮やかな紅葉が、眩しく光る雨露の中にたゆたいます。
 
今年も、春の訪れに心躍らせ、新緑の清々しさに癒され、そして、秋のひそけさの中でもの思いつつ
歩いた足羽山は、今ふたたび、静寂の冬へと向かっていました。

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