風吹大池

余りに暑い今夏、登山も躊躇されたものの、やはり、山の空気を吸おうと、ツァー参加を決めたのは一週間前、
ここ7、8年はのんびりペースの山登りを続けていたので、ついていけるかどうか・・・。直前迄、やめようかと
思案しながら、集合場所の南小谷に到着。風吹山荘のご主人の出迎えを受けました。

今回のメンバーは中2男子、30代男性、40代女性、50代男性、そして、私の5名。それぞれ、横浜、埼玉、
神戸、福井からの参加です。車の送迎からガイドまでを務めて下さるのは風吹山荘のご主人。長い棒の先に
大きな鎌をつけた、ご主人のいわゆる“杖”で、ゆく手の草を払いながらの先導です。マムシが多いとのこと。

南小谷で気温35度は初めてという暑さ、登り始めから汗が滝のように流れ続け、息も激しくなってきます。
重いザックで3時間の山道を登りきれるかどうか・・・。登りだけで既にペットボトル3本飲み乾しました。

展望のきかないダケカンバやブナの山道を、それでも3時間を切って、午後4時前、標高1778Mの静寂境、
風吹大池に到着。日も傾きかけ、靄のかかった池は、いっそう、その静けさを際立たせていました。

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