山頂には、早朝に発ったらしい3人組と、途中、私を追い越して行った3人が食事休憩をとっていました。
真下の平な道を下の方に向かっていく人影が見えます。夏場だけ宿泊できる避難小屋、石室(いしむろ)へ
一時間程で行けるとのことでしたが、私は今回は此処までとしました。層雲峡方面も雲に覆われています。
 ふと、♪ビュ〜ンビュ〜ン♪と、不思議な音がして振り向くと、男性が竹べらのような口琴を奏でています。
低く単調ながら、どこか哀愁を帯びて、はるか大自然の中に溶け込んでいくような音色です。尋ねてみると、
アイヌの“ムックリ”という楽器とのこと。ちょっと写真を撮らせて頂きました。


ようやく下から次々登山者がやってくるようになった
11時過ぎ、足下のイワギキョウに別れを告げて、
下山し始めました。雨が降り出す前にと・・。

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