六呂師の自然保護センター周辺を一周して元に戻り、再びミツガシワに見入りました。 氷河期の生き残りと言われるミツガシワ、200万年前には北半球全体に広がったという、 その太古の面影を、目くるめく光の中に追ってみました。 それからしばらくして、気の遠くなるような永い生命の営みの不思議に思いを馳せながら、 初夏の六呂師を後にしました。