しらびそ小屋

2009.10.10

 時折雨脚の強くなる北陸道を北へ向かい、上越JCTから上信越道に入ると、青空が広がっていました。
高速を走ること5時間、佐久ICから松原湖を経て午後2時、稲子湯到着。登山口から2時間ばかり登って、
みどり池のほとりの“しらびそ小屋”に着きました。『北八ツ彷徨』の著者、山口耀久氏の命名という小屋は
静かな原生林の中でした。
 まず出迎えてくれたのは、雄犬“キチ”、保健所で処分されそうになっていたのを、奥さんが譲り受けて
こられたとか。みどり池と天狗岳を背に、凛々しい風貌です。

 1989年、NHKの番組で放映されたという小屋の食堂には、
八ヶ岳の様々な表情の写真が所狭しと飾られていました。

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