2011.8.20

層雲峡温泉

暑い夏の休暇、最後の3日間、大雪山系、黒岳を目指して、層雲峡へと向いました。天候は定めなく、
千歳空港に降り立つ頃には小雨が落ち始め、旭川へと向かう列車の窓を雨が打ちます。列車の冷房も
幾分高め、北海道に似合わぬ蒸し暑さです。明日の空模様がいささか不安です。

旭川からは石北本線に乗り継いで、扇風機が回り、乗客も数名、乗り降りするだけの、ローカルな列車
の旅を一時間余り、そして、上川からは道北バスに乗り換えて、午後3時半、ようやく層雲峡温泉に到着
しました。切立った岩肌が晴れ上がった空を突いていました。硫黄のにおいも立ち込めています。

明日午後から雨との予報に、ツァーに参加申込するかどうかと迷っていたところ、「独りでも登れますよ。」
というホテルの奥さんの言葉に促され、晴れれば山頂へ、雨なら行けるところまで、と気楽に考えて、
明日は単独行と決め込みました。

Top
次へ