お昼近くなって陽射しも少し強くなってきました。それでも、木蔭に身を寄せると、ひんやりとした風が、汗ばんだ肌に 心地よく触れてきます。「風のガーデン」と名付けられたのも、納得できるような気がしました。 ふと、わけもなく、切ないものが胸をかすめました。それは、うつろいゆく季節の囁きだったのでしょうか・・・ 午後12時半、旭川に向かうラベンダー号に乗り込み、夏の富良野を後にしました。