時折、後ろを振り返ると、朝陽山から流星の滝、銀河の滝の背後に連なる天塩岳、ニセイカウシュッぺ、そして、 平山、丸山から屏風岳の山並みは次第にガスに被われてきます。ナナカマドはもう朱い実をつけています。 足下のタカネトウウチソウ、シモツケの花、モミジカラマツに混じって、真っ赤な実をつけた名知らぬ花、そして、 初めて目にするウスユキトウヒレンの淡い紫の花々に、心惹かれつつ、歩を進めました。 登り始めて1時間、9合目に差しかかる頃から、下山してくる人や後から登ってきた数名の人達と出逢うように なりました。「気をつけて・・」という言葉を背に、あとしばらくの登りです。