館内の1階、2階には、三国の自然、歴史、とりわけ江戸の終わりから明治にかけて北前船交易での
賑わいを示す資料が展示されています。三国の船箪笥、明治時代のものを復元した三国祭りの山車、
額縁に入れた遊郭の花魁のうちかけは金糸の刺繍を施し、龍の眼にはギヤマン、牙には象牙を用いた
豪華なもの。当時の船主の繁栄をしのばせるものでしょう。
 3階には三国と近代文学の関わりをテーマに、三国で生まれた高見順、俳人、伊藤柏翠と森田愛子
の作品、昭和19年から5年間を三国で過ごした三好達治の書斎の遺品などが展示されていました。

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