かつて遊郭や料理屋でにぎわったという町の北側も、今では、わずかに一、二軒、昔そのままの料理茶屋が
ひっそりと営業しているのみです。三好達治がよく通ったという料亭“たかだや”も、もうずいぶん前に店を閉めた
ということです。

 若い日から思いを寄せた萩原朔太郎の妹アイと、アイの夫、佐藤惣之助亡き後、再婚かなったものの、
一年も経たず、アイが東京へと戻って行った後も三国に留まった三好達治、どのような思いで、その日々を
過ごしたのでしょうか・・・・

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