足羽山山頂古墳には、越前から第26代天皇となった継体天皇の石像が立っています。今も西の方、
福井平野から日本海、そして、その遥か彼方を見据えているかのようです。
山頂古墳から西へ山道を進むと右手、こちらも古墳だったのか少しこんもりとした処に芦原の医師、藤野厳九郎の碑が
あります。
仙台医学専門学校(現、東北大学医学部)の解剖学教授であった当時、日清戦争後の官費留学生として学んでいた
魯迅を懇切に指導したことは、よく知られているところです。
しかし、魯迅は医学では中国を救えないと、文学を志して仙台を去りました。後に、魯迅は彼の著書『藤野先生』で
次のように述懐しています。